暴行・虐待に対する慰謝料について

結婚生活中に配偶者から暴行、虐待(DV)を受けており、それが理由で離婚に至った場合には損害賠償請求をすることができます。その中でも、精神的苦痛に対する損害賠償費は慰謝料というかたちで請求します。慰謝料は、DVの程度、危害を加えられていた期間、原因などを総合的に判断した上で算出されます。
身体に対する危害だけではなく、モラルハラスメントと言われるような、相手の人格を侮辱したり、嫌がらせをしたり等の精神的に追いつめる行為に対しても慰謝料は請求できます。また、望まない性行為を強要するなどのこともDVの範疇として考えられます。
DVに対する慰謝料を請求する場合、調停や裁判の場において有効なのは証拠です。
暴力を振るわれ、身体に危害を加えられた時にはすみやかに病院に行き、医師の診断書を貰ってください。
また、傷や痣の様子を写真にとっておくのも有力な証拠となります。拳で殴られたのか、足で蹴られたのか、などの暴力の詳細を記録に残す事も大切です。暴力を振るわれた日にちや時刻も記録しておくとよいでしょう。
モラルハラスメントに関しては、その様子を録音しておくか、映像に残しておくと証拠となります。
これらの事を行うには精神的苦痛が伴うでしょう。しかし、慰謝料請求を有利に進めるために、弁護士などの専門家と相談した上で冷静に綿密に行ってください。

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